活動内容
主旨
マテリアルライフ学会は材料の寿命について以下を中心に検討する学会です。
対象マテリアルは工業材料、塗料、新材料、包装材料、複合材料、生体材料、生分解材料、エコマテリアル、安定剤、難燃材料、文化財など多岐にわたる材料と対象としております。
学会誌、研究会
学会誌の発行と毎年2回の研究発表会の他、講演会や見学会、支部活動、また専門性の高い研究会による活動を広範囲に実施しております。
研究会
- 表面界面物性研究会
- 耐久性研究会
- ケミルミネッセンス研究会
- マイクロプラスチック研究会
会に関する資料
定款
昭和64年6月20日 制定
平成5年6月17日 一部変更
平成 9年6月2日 一部変更
平成13年6月5日 一部変更
平成14年6月3日 一部変更
平成18年6月8日 一部変更
平成19年6月28日 一部変更
平成24年7月5日 一部変更
平成30年7月19日 一部変更
第1章 総則
(名称)
第1条 この会は、マテリアルライフ学会と称する。
(事務所)
第2条 この会は、事務所を東京都荒川区西尾久7-12-16におく。
(支部)
第3条 この会は、理事会の議決を得て、必要の地に支部を置くことができる。
第2章 目的および事業
(目的)
第4条 この会は、有機、無機、金属などの素材およびそれらを加工して得られる各種材料と構成物・製品、並びにバイオマテリアル、文化財などの耐久性、寿命予測と制御についての科学と技術の進歩を図り、もって学術文化と産業の発展に資することを目的とする。
(事業)
第5条 この会は、第4条の目的を達成するために、次の事業を行う。
- 調査および研究
- 研究発表会、討論会、講演会の開催
- 見学会、講習会の開催
- 会誌その他この会の目的に関する資料の発行
- その他この会の目的達成に必要な事業
第3章 会員
(会員の種別)
第6条 この会の会員は、次のとおりとする。会費は、細則に定める。
- 正会員 この会の目的に賛同し、会費を納める個人
- 賛助会員 この会の目的事業を賛助し、会費を納める法人または団体
- 維持会員 この会の目的事業を支援し、会費を収める法人または団体
- 学生会員 この会の目的に賛同し、会費を納める学生
- 名誉会員 この会の目的に賛同し、理事会で推薦された個人
(入会)
第7条 会員になろうとするものは、所定の入会申込書を会長に提出し、理事会の承認を得なければならない。
(会費)
第8条 会員の会費は、細則に定める。
既納の会費は、いかなる理由があってもこれを返還しない。
(会員の権利)
第9条 会員の権利は、次のとおりとする。
- 正会員は、総会に出席して意見を述べることができる。
- すべての会員は、この会の会誌および刊行物の優先的頒布を受けることができる。
- すべての会員は、この会の研究会、見学会および各種の催しに参加することができる。
- 賛助会員は、この会の各種の催しに、6名まで正会員扱いで参加することができる。
- 維持会員は、この会の各種の催しに、3名まで正会員扱いで参加することができる。
(退会)
第10条 会員で退会しようとするものは、理由を付して退会届を会長に提出しなければならない。
(除名)
第11条 会員が次の各号の一つに該当するときは、理事会の議決を得て除名することができる。
- 会費を1年以上滞納したとき
- この会の名誉を傷つけ、またはこの会の目的に反する行為があったとき
第4章 役員
(役員)
第12条 この会には、次の役員をおく。
- 理事 20名以上50名以内(うち会長1名、副会長3名以内および常任理事若干名)
- 監事 2名
- 支部長
- 評議員 若干名
(役員の選任)
第13条
- 理事および監事は総会で選任する。
- 会長および副会長は理事のうちから総会で選任する。
- 常任理事は、会長が理事のうちから選び、理事会の承認を得て定める。
- 支部長は常任理事のうちから会長が委嘱する。
- 評議員は理事会で推薦し、総会で選任する。
(役員の職務)
第14条 役員は、次の各号の職務を行う。
- 会長は、この会を代表し、会の職務を総理し、総会および理事会の議長となる。
- 副会長は、会長を補佐し、会長に事故があるときは、会長があらかじめ指名した順序によってその職務を代行する。
- 常任理事は、会長および副会長を補佐し、それぞれの職務を行う。
- 理事は、理事会を組織し、この定款に定めるもののほか、会務を議決して行う。
- 監事は、民法第59条の職務を行うほか、理事会に出席することができる。ただし、他の役員を兼ねることはできない。
- 支部長は、支部を代表し、支部の会務を行う。
- 評議員は、会長から示された重要な業務につき評議決定する。ただし、他の役員を兼ねることはできない。
(役員の任期)
第15条
- この会の役員の任期は2年とし、再任を妨げない。
- 補欠または増員のために選任された役員の任期は、前任者または現任者の残任期間とする。
- 役員は、その任期満了後でも後任者が就任するまでは、なお、その職務を行う。
- 役員は、理事会の承認を得なければ辞任することができない。
第5章 事務局
(事務局)
第16条
- この会は、会務を処理するために事務局を設け、事務局長をおく。
- 事務局長は、会員の中から会長が推薦し、理事会の承認を得て定め、常任理事とする。
- 事務局長は、会長が依頼した会務を処理する。
第6章 会議
(総会)
第17条
- 通常総会は、毎年1回会計年度終了後に会長が招集する。
- 臨時総会は、会長、理事会または監事が必要と認めたときいつでも招集することができる。
- 総会の招集は、7日以前にその会議の日時、場所および付議事項を示し、正会員に通知しなければならない。
- 総会は、正会員の10分の1以上の出席によって成立する。ただし、付議事項につき書面によって表決権を行使したものは出席者とみなす。
(理事会)
第18条
- 理事会は、毎年1回以上会長が招集する。
- 理事会は、理事の過半数が出席しなければ議決することはできない。ただし、書面などにより他の出席者に委任したものは、あらかじめ通知のあった事項については、これを出席者とみなす。なお、委任者を指定しない場合は、会長に委任したものとする。
- 議事は、出席者の過半数で決し、可否同数のときは議長の決するところによる。
(常任理事会)
第19条
- 常任理事会は、随時会長が招集する。
- 常任理事会は、常任理事の過半数が出席しなければ議決することはできない。ただし、書面などにより他の出席者に委任したものは、あらかじめ通知のあった事項については、これを出席者とみなす。なお、委任者を指定しない場合は、会長に委任したものとする。
- 議事は、出席者の過半数で決し、可否同数のときは議長の決するところによる。
第7章 資産および会計
(資産)
第20条
- この会の資産は、次のとおりである。
- 別紙財産目録記載の財産
- 会費
- 事業に伴う収入
- 寄付金
- その他の収入
(事業計画および収支予算)
第21条 この会の事業計画およびこれに伴う収支予算は、毎年会計年度開始前に会長が編成し、理事会および総会の承認を得なければならない。
(収支決算)
第22条 この会の収支決算は、会計年度終了後3ヶ月以内に会長が作成し、監事の意見を付け、理事会および総会の承認を得なければならない。
(会計年度)
第23条 この会の会計年度は、毎年4月1日に始まり翌年3月31日に終わる。
第8章 定款の変更ならびに解散
(定款の変更)
第24条 この定款は、理事会および総会の議決を経なければ変更することはできない。
(解散)
第25条 この会の解散は、理事会および総会の4分の3以上の議決を経なければならない。
第9章 補則
(細則)
第26条 この定款施行の細則は、理事会または総会の議決を経て別に定める。
マテリアルライフ学会 定款「細則」
第1章 会員および会費
(会員)
第1条
- 正会員および学生会員の入会を承認したときは、この会からその旨を通知する。
- 賛助会員・維持会員・名誉会員の承認を決定したときは、会長からその旨を通知する。
- 賛助会員および維持会員が、その代表者を変更したときは、直ちにその旨をこの会に申し出なければならない。
- 名誉会員の処遇は、次のとおりとする。
- 会費を収めることを要しない。
- 理事会に出席して意見を述べることができる。
- 開催行事の参加費を免除される。
(会費)
第2条 会員の会費は次のとおりとし、毎年度の会費を前納しなければならない。
- 正会員 年額8,000円
- 賛助会員 1口年額60,000円とし、口数は2口以上とする。
- 維持会員 年額60,000円
- 学生会員 年額4,000円
第2章 委員会
(委員会の職務)
第3条 委員会は、次に定める職務を行う。
- この会の運営に関する事項
- 開催する研究会・講演会・討論会・講習会の企画・運営・調査・その他事業に関する事項
- 定期刊行物とその他の刊行物の企画・原稿の審査・編集・発行その他に関する事項
- 会員の入退会および管理、広報、その他会員とその増強に関する事項
- 会員の表彰・奨励に関する事項
- 国際交流に関する事項
- その他 この会の円滑な運営を図るため、理事会において必要と認められた事項
委員は互選により委員長を選任し、委員長は委員会の議長となる。委員長は常任理事とする。
(委員の任期)
第4条 委員の任期は、2年とする。ただし重任を妨げない。
(委員会の報告事項)
第5条 委員会は、毎年3月末、その年度の事業概要報告を会長に提出しなければならない。
第3章 支部
(支部の事業)
第6条 支部は、その地域に在住する会員の相互協力によって、この会の目的達成のために必要な事業を行う。
(支部長)
第7条 支部長は、支部における重要な行事の予定およびその結果を、その都度会長に報告するものとする。
第4章 雑則
(細則の変更)
第8条 この細則の変更は、理事会の議決を経て定める。ただし、第2条の変更は、総会の議決を経なければならない。
(英文の名称)
第9条 この会の名称は、英文では、Materials Life Society、Japanとする。
(シニア会員)
第10条 正会員で年齢が60歳以上の退職者を、シニア会員とする。
シニア会員の行事参加費は、正会員の60%とする。但し、技術交流会参加費は減額しない。
(行事参加費の減額)
第11条 賛助会員および維持会員から、同一行事へ複数の人が参加する場合、同時申込者の一人は正会員と同額の参加費とし、その他の人は半額とする。但し、技術交流会参加費は減額しない。
マテリアルライフ学会研究会に関する通則
1. 総則
本通則はマテリアルライフ学会における研究活動を総括し、各「研究会」はこの通則の定めを基本に活動するものとする。
2. 目的
マテリアルライフ関連領域の研究振興を図り、その領域の発展に寄与することを目的として会員の自主的研究活動を行う。
3. 事業
「研究会」は本学会の活性化と啓蒙活動のため、各種の事業を行うことができる。
事業を行うにあたり、外部機関と共同研究が想定される場合は、本学会との共同研究契約を締結する。共同研究により得られた成果は、本学会に帰属する。ただし、共同研究契約や特定の研究者の貢献により成果の帰属を変更する場合は、事前に成果の帰属を明確にする。
4. 研究会
事業のひとつとして「研究会」を最低1回/年行うこととする。諸事情により開催できない場合はその旨を理事会に報告し承認を得る。
5. 研究会参加費
「研究会」が行う研究会への参加費は以下とする。ただし特別に必要が認められる場合は別途定めることができる。
①マテリアルライフ学会員 ¥5,000
②非学会員 ¥8,000
③シニア会員 ¥3,000(学会定款に従う)
懇親会を行う場合の参加費は「研究会」で決める。
本学会もしくは「研究会」と共催で事業を行う場合の参加費はその都度検討とする。
6. 研究会講師謝礼
「研究会」が行う「研究会」での講師への謝礼は原則なしとする。どうしても必要な場合は常任理事会でその可否を判断する。
7. 新設
本学会が新たに「研究会」の設置を希望する場合は、下記の事項を整え会長に提出する。
①会の名称
②発起人(代表者1名および幹事若干名)
③設置の趣旨
会長は常任理事会の承認を得たうえで、その可否を決定する。
8. 存続・改廃
「研究会」の存続・改廃は常任理事会においてその可否を決定する。
9. 費用
運営の費用は、原則として「研究会」会員が負担する。
10. 報告
研究会委員長は、毎年3月31日までに前年度の報告、および新年度の計画を作成し、会長に提出する。
11. 変更
本通則の変更は常任理事会の承認を得るものとする。
本通則は平成25年7月5日より施行する。
役員名簿
令和6・7年度 役員
会長 | 黒田 真一 | 学会賞・表彰委員長/国際交流委員長 | 群馬大学 |
---|---|---|---|
副会長 | 徳満 勝久 | 会員増強委員長 | 滋賀県立大学 |
比江嶋 祐介 | 論文審査委員長 | 金沢大学 | |
佐藤 哲 1) | 総務委員長/財務委員長/東北支部長 | 東北電子産業(株) | |
常任理事 | 森 一郎 | 企画委員長 | 岩崎電気(株) |
萩原 英昭 | 編集委員長 | 産業技術総合研究所 | |
本間 秀和 | 関西支部長 | (株)KRI | |
栗山 卓 2) | 山形大学 | ||
久保内 昌敏 | 東京工業大学 | ||
魚住 俊也 | 東邦チタニウム(株) | ||
滝澤 俊樹 | (株)ブリヂストン | ||
樋口 裕思 | 北陸先端科学技術大学院大学 | ||
五十嵐 敏郎 3) | 住化エンバイロメントタルサイエンス社 | ||
香西 博明 | 関東学院大学 | ||
曽根 直美 ※ | 事務局長 | (株)ソウブン・ドットコム | |
理事 | 寺野 稔 | 北陸先端科学技術大学院大学 | |
大石 不二夫 4) | 神奈川大学名誉教授・総合理化学研究所客員研究員 | ||
菅藤 功 | スガ試験機(株) | ||
谷池 俊明 | 北陸先端科学技術大学院大学 | ||
佐熊 範和 | (地独)東京都立産業技術センター | ||
中田 泰子 | 北陸先端科学技術大学院大学 | ||
貴田 啓子 ※ | 東京藝術大学 | ||
佐藤 圭祐 ※ | 一般財団法人 化学研究評価機構 | ||
林 卓宏 ※ | ダイプラ・ウィンテス(株) | ||
監事 | 伊藤 政幸 | 早稲田大学理工総研 | |
木嶋 芳雄 | |||
評議員 | 小川 俊夫 | 金沢工業大学名誉教授 | |
皆川 雅朋 | NPO 法人「夢創工房」 |
※新任
研究会運営委員長
1)ケミルミネッセンス研究会
2)表面・界面物性研究会
3)マイクロプラスチック研究会
4)耐久性研究会
維持会員・賛助会員
維持会員・賛助会員については、こちらをご覧ください。
事業報告
令和5年度事業報告
1. 行事関係
本会は、令和5年度は下記事業を行った。
(1)第35回通常総会・学会賞表彰式
令和5年7月6日、大阪大学 大学院 理学研究科 南部陽一郎ホールで開催した。令和4年度事業報告・収支計算書、令和5年度事業計画・収支予算書を満場一致(出席者18名、委任状89通)で承認した。その後、学会賞表彰式が行われ、論文賞1件、総説賞1件の表彰が行われた。
(2)第34回研究発表会、特別講演会
令和5年7月6日、7日の2日間、97名の参加者を得て大阪大学 大学院 理学研究科 南部陽一郎ホールで開催した。学会賞受賞者の受賞講演2件、特別講演2件、研究発表(口頭発表20件、ポスター発表9件)が行われた。研究発表では、研究奨励賞3名、優秀ポスター賞2名がそれぞれ受賞された。
(3)第28回春季研究発表会
令和6年2月22日、36名の参加者を得てオンライン形式で開催した。大学、企業から14件の研究発表が行われ、2名が研究奨励賞を受賞された。
(4)第6回マイクロプラスチック シンポジウム
令和5年12月4日、57名の参加者を得てオンライン形式で開催した。前半ではプラスチックごみがマイクロプラスチックまで細片化するメカニズムとプラスチックごみをLeak しない循環型産業構造への変革の可能性について2件の講演が行われ、後半では環境中にLeakしたごラスチックごみの実態やその回収作業とプラスチックごみのLeakをなくすインドネシアの活動について2件の講演が行われた。
(5)見学会
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行も落ち着いてきた令和5年度であったが、今年度も検討が不十分で実施することができなかった
(6)長もちの科学シンポジウム
令和5年度は活動なし
(7)連携行事
一般財団法人化学研究評価機構(JCII)が主催する「劣化・寿命予測研究会」に関して、企画および講師派遣の協力を行った。令和5年度は新たに評価実習を取り入れた。令和5年6月16日に東京都立産業技術研究センターで、令和5年6月23日に東大阪市立産業技術支援センターで、それぞれ「第8回勉強会」として参加者に劣化試料評価を体験してもらった。
また、令和6年1月18日にShimadzu Tokyo Innovation Plazaでの対面とオンラインのハイブリッドで「第9回勉強会」を開催した。㈱島津製作所様による分析事例の紹介に加えて、PETの促進耐候性試験に関する共同研究の提案が行われた。
(8)支部活動
①東北支部
令和5年度は活動なし。
②関西支部
令和5年12月8日に第42回長もち研究会を大阪ガス株式会社 エネルギー技術研究所にて36名の参加者で開催した。製品安全性についての考え方から、温水用PE管、PP、高圧水素タンクライナーの耐久・耐候性・耐性評価やインフォマティクスを用いた劣化解析手法の紹介と幅広い分野での5件の発表と質疑応答が行われた。また株式会社KRIの分析評価設備の見学もあわせて行った。
2. 編集関係
(1)学会誌の発行
下記の特集と投稿報文1編、投稿総説1編を学会誌に掲載した。
Vol. No. | 特集名 |
---|---|
Vol.35,No.2(May 2023) | 文化財のマテリアルライフへ及ぼす照明の影響 |
Vol.35,No.3(Oct.2023) | 構造材料の放射光を利用した先端計測 |
Vol.36,No.1(Feb.2024) | 生分解性プラスチック材料開発の最前線 |
(2)国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)のJ-STAGEに公開されている論文については、前々年度学会誌に掲載されたものまでが対象となるため、第33巻(2021年)まで掲載。
(3)学会誌投稿規定の改定
学会誌投稿規定および執筆の手引きを、電子投稿(メール等での原稿提出を可とする)に対応させるように改訂した。
3. 総務関係
(1)令和5 年度に次の会議を開催した。
第35回通常総会:令和5年7月6日
第1回常任理事・理事合同会議:令和5年6月13日(オンライン開催)
第2回常任理事・理事合同会議:令和6年3月22日(オンライン開催)
(2)令和5年度事業運営のため下記会議を開催した。(オンラインによるメール審議も含む)
会議名 | 回数 |
---|---|
常任理事会 | |
常任理事 / 理事合同会議 | 2 |
企画委員会 | 0 |
編集委員会 | 3 |
財務委員会 | 1 |
広報委員会 | 0 |
会員増強委員会 | 0 |
国際交流委員会 | 0 |
総務委員会 | 0 |
学会賞選考委員会 | 1 |
4. 広報・会員増強・ホームページ関係
(1)令和4年度、5年度の会員数は表の通りであった。
会員種別 | 令和4年度末 | 令和5年度末 |
---|---|---|
賛助会員 | 2社 | 2社 |
維持会員 | 26社 | 27社 |
名誉会員 | 1名 | 1名 |
正会員 | 176名 | 179名 |
学生会員 | 5名 | 6名 |
入会員は、正会員5名、学生会員1名であった。
5. 研究会関係:令和5年度の活動状況
(1)耐久性研究会(運営委員長:大石不二夫)
促進暴露試験後のポリカーボネート試験体の解析を行った。試験体を見ながら議論する対面形式の研究会の開催を計画したが、会場手配などの調整ができなかったため研究会は延期した。
(2)表面・界面物性研究会(運営委員長:栗山 卓)
令和5年10月4日に講演7件、参加者50名。令和6年3月14日に講演5件、参加者35名を得て、いずれも(地独)東京都立産業技術研究センターにて開催した。
(3)ケミルミネッセンス研究会(運営委員長:佐藤 哲)
令和6年3月6日、第16回研究会をタワーホール船堀で開催し、10件の講演・発表が行われた。参加者は約80名であった。
(4)マイクロプラスチック研究会(運営委員長 五十嵐敏郎)
令和5年12月4日に学会行事としてwebシンポジムを開催した。参加者は57名であった。
6. 共催・協賛行事
本会は令和5年度に、強化プラスチック協会、日本ゴム協会、プラスチック成形加工学会、日本材料学会、の行事を共催・協賛した。
令和5年度 主催行事
開催日 | 行事名 | 会場 | 参加人員(名) |
---|---|---|---|
2023.7.6-7 | 第35回通常総会・学会賞表彰式 第34回研究発表会、特別講演会 | 大阪大学 大学院 理学研究科 南部陽一郎ホール | 97 |
2024.2.22 | 第28回春季研究発表会 | オンライン開催 | 36 |
2023.12.4 | 第6回マイクロプラスチックシンポジウムム | オンライン開催 | 57 |
令和5年度 共催・協賛行事
開催日 | 主催団体 | 行事名 |
---|---|---|
2023,6,21-22 | プラスチック成形加工学会 | 第34回年次大会 |
2023,7,6 | プラスチック成形加工学会 | 第183回講演会 |
2023,8,3-4 | 日本ゴム協会 | 第57回夏期講座 |
2023,8.31 | プラスチック成形加工学会 | 第184回講演会 |
2023,10,13 | プラスチック成形加工学会 | 第32回成形加工テキストセミナー |
2023,10,26-27 | 強化プラスチック協会 | 第68回FRP総合講演会・展示会 |
2023,10,30 | プラスチック成形加工学会 | 第185回講演会 |
2023,10,30 | プラスチック成形加工学会 | 環境・リサイクル専門委員会主催シンポジウ |
2023,11,10 | 日本材料学会 | 「高分子材料・炭素繊維複合材料の 耐久性評価」に関する講習会 |
2023,11,28-29 | プラスチック成形加工学会 | 第31回秋季大会 |
2023.12.4-5 | 日本ゴム協会 | 第34回エラストマー討論会 |
2023.12.22 | 日本ゴム協会 研究部会・接着研究分科会 | 第288回ゴム技術シンポジウム |
2024.1.15 | プラスチック成形加工学会 | 第33回成形加工テキストシリーズ講座 |
2024.1.16 | プラスチック成形加工学会 | 第22回 成形加工実践講座シリーズ(押出編) |
2024.1.17 | 日本ゴム協会 研究部会・トライボロジー研究分科会 | 第289回ゴム技術シンポジウム |
2024.1.29 | 日本材料科学会 | 令和5年度 第1回 材料科学基礎講座 |
2024.2.28 | 日本ゴム協会 研究部会 金型研究分科会 | 第291回ゴム技術シンポジウム |
2024.3.7-8 | 日本ゴム協会 研究部会 衛生問題研究分科会 | 第292回ゴム技術シンポジウム |
2024.3.7-8 | 日本材料科学会 | 令和5年度 第2回 材料科学基礎講座 |
2024.3.8 | 日本ゴム協会研究部会 配合技術研究分科会 | 第290回ゴム技術シンポジウム |
2024.3.18 | 日本ゴム協会 研究部会 エラストマーの補強研究分科会 | 第293回ゴム技術シンポジウム |
2024.3.21-22 | 日本材料科学会 | 令和5年度 第3回 材料科学基礎講座 |
2024.3.22 | プラスチック成形加工学会 | 第186回講演会 |
2024.3.27 | プラスチック成形加工学会 | 第187回講演会 |
事業計画
令和6年度事業計画
(2024年4月1日~2025年3月31日)
1. 行事関係
令和6年度は下記行事を開催する。ただし感染症拡大などの不測の事態が発生した場合は各種行事の内容の見直しを行う旨、何卒ご理解とご協力をお願いしたい。
(1)第36回通常総会・学会表彰式
2024年7月4日、東京工業大学 ディジタル多目的ホールにて「第36回通常総会」および「2024年度学会賞表彰式」を行う。
(2)第35回研究発表会、特別講演会
2024年7月4日、5日、東京工業大学 ディジタル多目的ホールにて「第35回研究発表会、特別講演会」を開催する。学会賞受賞講演、特別講演2件、研究発表14件、ポスター発表12件を予定。また技術交流会を実施する。
(3)マイクロプラスチックシンポジウム
令和6年12月頃に第7回マイクロプラスチックシンポジウムを開催予定。
(4)第29回春季研究発表会
令和7年2月下旬に開催予定。発表募集件数25件を予定。オンライン開催を予定する。
(5)見学会
見学会の企画検討を進め、実現に向けて鋭意努力する。
(6)連携行事
昨年に続き、一般財団法人化学研究評価機構(JCII)が主催する「劣化・寿命予測研究会」の評価実習を含めた勉強会、及び個別相談会に協力する。
(7)支部活動
①東北支部
令和6年度の活動予定はなし。
②関西支部
令和6年度の活動予定はなし。
2. 編集関係
(1)学会誌の発行
令和6年は下記特集で発行予定。
Vol. No. | 特集名 |
---|---|
Vol.36,No.2(May 2024) | 金属ナノ微粒子の最前線 |
Vol.36,No.3(Oct.2024) | マイクロプラスチック特集(仮題) |
Vol.37,No.1(Feb.2025) | プラスチックリサイクルの最新動向」(仮題) |
(2)国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)のJSTAGEでの公開について
掲載されている論文については、前々年度学会誌に掲載されたものまでが対象となる。
3. 総務関係
(1)令和6年度に次の会議を開催する。
第1回常任理事・理事合同会議:令和6年7月11日オンライン開催
必要に応じて数回の合同理事会を開催予定
(2)第36回通常総会を令和6年7月4日に開催。
4. 広報・会員増強・ホームページ関係
(1)ホームページ会員専用ページ
会員サービスの一環としてホームページに会員専用ページを作成し以下のコンテンツを掲載する。
①要旨集バックナンバーのダウンロード(DL)
年次大会(第20回から33回)、春季大会(第17回から26回)、表面・界面物性研究会、ケミルミネッセンス研究会、マイクロプラスチック研究会
・学会行事要旨は開催1年後より閲覧およびDL可能
・研究会要旨集は研究会により時期は異なる
②会員情報変更
ログインに必要なIDとPWについては、会費の入金を確認後に事務局より担当者に連絡する。
5. 研究会関係:令和6年度の活動計画
(1)耐久性研究会(運営委員長:大石不二夫)
有機系材料を中心に耐久性について研究する「耐久性研究会」活動を継続する。促進劣化試験を行ったポリカーボネート試験体の表面観察が終了したので結果を議論するために2024年9月頃に都内でオンライン併設にて研究会を開催する。また、劣化に関する討論会なども予定している。
(2)表面・界面物性研究会(運営委員長:栗山卓)
令和6年秋、令和7年春の2回、対面方式で(地独)東京都立産業技術研究センター本部を拠点として開催予定。
(3)ケミルミネッセンス研究会(運営委員長:佐藤哲)
第17回研究会を令和7年3月頃に開催予定。
(4)マイクロプラスチック研究会(運営委員長 五十嵐敏郎)
学会行事として令和6年12月頃に第7回マイクロプラスチックシンポジウムを開催予定。第6回はプラスチックごみ・マイクロプラスチック問題の根本的な解決策を探る目的で開催したが、第7回も同じ主旨で開催する。
日本化学工業協会LRI第12期研究課題として採択された「リスク評価に寄与するマイクロプラスチック生成の機構・速度の解明および標準マイクロプラスチックの調製」に研究会メンバーが参画する。
またISO/TC61/SC14/WG4およびISO/TC147/SC2/JWG1にExpert委員として参加しマイクロプラスチックに関するIS規格の設立に協力する。
令和6年度 行事計画
開催予定日 | 行事名 | 会場(予定) | 参加予定人員(名) |
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2024.7.4-5 | 第36回通常総会・学会賞表彰式 第35回研究発表会、特別講演会 | 東京工業大学 ディジタル多目的ホール | 90 |
2024.12月 | 第7回マイクロプラスチックシンポジウム | オンライン開催 | 60 |
2025.2月 | 第29回春季研究発表会 | オンライン開催 | 50 |
交通のご案内
【マテリアルライフ学会事務局 連絡先】
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電話 | 03-3893-0111 |
Fax | 03-3893-3603 |