会の概要

活動内容

主旨

マテリアルライフ学会は材料の寿命について以下を中心に検討する学会です。

劣化・寿命(メカニズム、因子、寿命予測、寿命制御)
耐久性(評価法、評価技術、評価装置、向上技術)

対象マテリアルは工業材料、塗料、新材料、包装材料、複合材料、生体材料、生分解材料、エコマテリアル、安定剤、難燃材料、文化財など多岐にわたる材料と対象としております。

学会誌、研究会

学会誌の発行と毎年2回の研究発表会の他、講演会や見学会、支部活動、また専門性の高い研究会による活動を広範囲に実施しております。

学会誌(3回/年)

研究会

  • 表面界面物性研究会
  • 耐久性研究会
  • ケミルミネッセンス研究会
  • マイクロプラスチック研究会

会に関する資料

定款

昭和64年6月20日 制定
平成5年6月17日 一部変更
平成 9年6月2日 一部変更
平成13年6月5日 一部変更
平成14年6月3日 一部変更
平成18年6月8日 一部変更
平成19年6月28日 一部変更
平成24年7月5日 一部変更
平成30年7月19日 一部変更

第1章 総則

(名称)
第1条 この会は、マテリアルライフ学会と称する。

(事務所)
第2条 この会は、事務所を東京都荒川区西尾久7-12-16におく。

(支部)
第3条 この会は、理事会の議決を得て、必要の地に支部を置くことができる。

第2章 目的および事業

(目的)
第4条 この会は、有機、無機、金属などの素材およびそれらを加工して得られる各種材料と構成物・製品、並びにバイオマテリアル、文化財などの耐久性、寿命予測と制御についての科学と技術の進歩を図り、もって学術文化と産業の発展に資することを目的とする。

(事業)
第5条 この会は、第4条の目的を達成するために、次の事業を行う。

  1. 調査および研究
  2. 研究発表会、討論会、講演会の開催
  3. 見学会、講習会の開催
  4. 会誌その他この会の目的に関する資料の発行
  5. その他この会の目的達成に必要な事業
第3章 会員

(会員の種別)
第6条 この会の会員は、次のとおりとする。会費は、細則に定める。

  1. 正会員 この会の目的に賛同し、会費を納める個人
  2. 賛助会員 この会の目的事業を賛助し、会費を納める法人または団体
  3. 維持会員 この会の目的事業を支援し、会費を収める法人または団体
  4. 学生会員 この会の目的に賛同し、会費を納める学生
  5. 名誉会員 この会の目的に賛同し、理事会で推薦された個人

(入会)
第7条 会員になろうとするものは、所定の入会申込書を会長に提出し、理事会の承認を得なければならない。

(会費)
第8条 会員の会費は、細則に定める。
既納の会費は、いかなる理由があってもこれを返還しない。

(会員の権利)
第9条 会員の権利は、次のとおりとする。

  1. 正会員は、総会に出席して意見を述べることができる。
  2. すべての会員は、この会の会誌および刊行物の優先的頒布を受けることができる。
  3. すべての会員は、この会の研究会、見学会および各種の催しに参加することができる。
  4. 賛助会員は、この会の各種の催しに、6名まで正会員扱いで参加することができる。
  5. 維持会員は、この会の各種の催しに、3名まで正会員扱いで参加することができる。

(退会)
第10条 会員で退会しようとするものは、理由を付して退会届を会長に提出しなければならない。

(除名)
第11条 会員が次の各号の一つに該当するときは、理事会の議決を得て除名することができる。

  1. 会費を1年以上滞納したとき
  2. この会の名誉を傷つけ、またはこの会の目的に反する行為があったとき
第4章 役員

(役員)
第12条 この会には、次の役員をおく。

  1. 理事 20名以上50名以内(うち会長1名、副会長3名以内および常任理事若干名)
  2. 監事 2名
  3. 支部長
  4. 評議員 若干名

(役員の選任)
第13条

  1. 理事および監事は総会で選任する。
  2. 会長および副会長は理事のうちから総会で選任する。
  3. 常任理事は、会長が理事のうちから選び、理事会の承認を得て定める。
  4. 支部長は常任理事のうちから会長が委嘱する。
  5. 評議員は理事会で推薦し、総会で選任する。

(役員の職務)
第14条 役員は、次の各号の職務を行う。

  1. 会長は、この会を代表し、会の職務を総理し、総会および理事会の議長となる。
  2. 副会長は、会長を補佐し、会長に事故があるときは、会長があらかじめ指名した順序によってその職務を代行する。
  3. 常任理事は、会長および副会長を補佐し、それぞれの職務を行う。
  4. 理事は、理事会を組織し、この定款に定めるもののほか、会務を議決して行う。
  5. 監事は、民法第59条の職務を行うほか、理事会に出席することができる。ただし、他の役員を兼ねることはできない。
  6. 支部長は、支部を代表し、支部の会務を行う。
  7. 評議員は、会長から示された重要な業務につき評議決定する。ただし、他の役員を兼ねることはできない。

(役員の任期)
第15条

  1. この会の役員の任期は2年とし、再任を妨げない。
  2. 補欠または増員のために選任された役員の任期は、前任者または現任者の残任期間とする。
  3. 役員は、その任期満了後でも後任者が就任するまでは、なお、その職務を行う。
  4. 役員は、理事会の承認を得なければ辞任することができない。
第5章 事務局

(事務局)
第16条

  1. この会は、会務を処理するために事務局を設け、事務局長をおく。
  2. 事務局長は、会員の中から会長が推薦し、理事会の承認を得て定め、常任理事とする。
  3. 事務局長は、会長が依頼した会務を処理する。
第6章 会議

(総会)
第17条

  1. 通常総会は、毎年1回会計年度終了後に会長が招集する。
  2. 臨時総会は、会長、理事会または監事が必要と認めたときいつでも招集することができる。
  3. 総会の招集は、7日以前にその会議の日時、場所および付議事項を示し、正会員に通知しなければならない。
  4. 総会は、正会員の10分の1以上の出席によって成立する。ただし、付議事項につき書面によって表決権を行使したものは出席者とみなす。

(理事会)
第18条

  1. 理事会は、毎年1回以上会長が招集する。
  2. 理事会は、理事の過半数が出席しなければ議決することはできない。ただし、書面などにより他の出席者に委任したものは、あらかじめ通知のあった事項については、これを出席者とみなす。なお、委任者を指定しない場合は、会長に委任したものとする。
  3. 議事は、出席者の過半数で決し、可否同数のときは議長の決するところによる。

(常任理事会)
第19条

  1. 常任理事会は、随時会長が招集する。
  2. 常任理事会は、常任理事の過半数が出席しなければ議決することはできない。ただし、書面などにより他の出席者に委任したものは、あらかじめ通知のあった事項については、これを出席者とみなす。なお、委任者を指定しない場合は、会長に委任したものとする。
  3. 議事は、出席者の過半数で決し、可否同数のときは議長の決するところによる。
第7章 資産および会計

(資産)
第20条

  1. この会の資産は、次のとおりである。
  2. 別紙財産目録記載の財産
  3. 会費
  4. 事業に伴う収入
  5. 寄付金
  6. その他の収入

(事業計画および収支予算)
第21条 この会の事業計画およびこれに伴う収支予算は、毎年会計年度開始前に会長が編成し、理事会および総会の承認を得なければならない。

(収支決算)
第22条 この会の収支決算は、会計年度終了後3ヶ月以内に会長が作成し、監事の意見を付け、理事会および総会の承認を得なければならない。

(会計年度)
第23条 この会の会計年度は、毎年4月1日に始まり翌年3月31日に終わる。

第8章 定款の変更ならびに解散

(定款の変更)
第24条 この定款は、理事会および総会の議決を経なければ変更することはできない。

(解散)
第25条 この会の解散は、理事会および総会の4分の3以上の議決を経なければならない。

第9章 補則

(細則)
第26条 この定款施行の細則は、理事会または総会の議決を経て別に定める。

マテリアルライフ学会 定款「細則」

第1章 会員および会費

(会員)
第1条

  1. 正会員および学生会員の入会を承認したときは、この会からその旨を通知する。
  2. 賛助会員・維持会員・名誉会員の承認を決定したときは、会長からその旨を通知する。
  3. 賛助会員および維持会員が、その代表者を変更したときは、直ちにその旨をこの会に申し出なければならない。
  4. 名誉会員の処遇は、次のとおりとする。
    1. 会費を収めることを要しない。
    2. 理事会に出席して意見を述べることができる。
    3. 開催行事の参加費を免除される。

(会費)
第2条 会員の会費は次のとおりとし、毎年度の会費を前納しなければならない。

  1. 正会員 年額8,000円
  2. 賛助会員 1口年額60,000円とし、口数は2口以上とする。
  3. 維持会員 年額60,000円
  4. 学生会員 年額4,000円
第2章 委員会

(委員会の職務)
第3条 委員会は、次に定める職務を行う。

  1. この会の運営に関する事項
  2. 開催する研究会・講演会・討論会・講習会の企画・運営・調査・その他事業に関する事項
  3. 定期刊行物とその他の刊行物の企画・原稿の審査・編集・発行その他に関する事項
  4. 会員の入退会および管理、広報、その他会員とその増強に関する事項
  5. 会員の表彰・奨励に関する事項
  6. 国際交流に関する事項
  7. その他 この会の円滑な運営を図るため、理事会において必要と認められた事項

委員は互選により委員長を選任し、委員長は委員会の議長となる。委員長は常任理事とする。

(委員の任期)
第4条 委員の任期は、2年とする。ただし重任を妨げない。

(委員会の報告事項)
第5条 委員会は、毎年3月末、その年度の事業概要報告を会長に提出しなければならない。

第3章 支部

(支部の事業)
第6条 支部は、その地域に在住する会員の相互協力によって、この会の目的達成のために必要な事業を行う。

(支部長)
第7条 支部長は、支部における重要な行事の予定およびその結果を、その都度会長に報告するものとする。

第4章 雑則

(細則の変更)
第8条 この細則の変更は、理事会の議決を経て定める。ただし、第2条の変更は、総会の議決を経なければならない。

(英文の名称)
第9条 この会の名称は、英文では、Materials Life Society、Japanとする。

(シニア会員)
第10条 正会員で年齢が60歳以上の退職者を、シニア会員とする。
シニア会員の行事参加費は、正会員の60%とする。但し、技術交流会参加費は減額しない。

(行事参加費の減額)
第11条 賛助会員および維持会員から、同一行事へ複数の人が参加する場合、同時申込者の一人は正会員と同額の参加費とし、その他の人は半額とする。但し、技術交流会参加費は減額しない。

マテリアルライフ学会研究会に関する通則

1. 総則

本通則はマテリアルライフ学会における研究活動を総括し、各「研究会」はこの通則の定めを基本に活動するものとする。

2. 目的

マテリアルライフ関連領域の研究振興を図り、その領域の発展に寄与することを目的として会員の自主的研究活動を行う。

3. 事業

「研究会」は本学会の活性化と啓蒙活動のため、各種の事業を行うことができる。
事業を行うにあたり、外部機関と共同研究が想定される場合は、本学会との共同研究契約を締結する。共同研究により得られた成果は、本学会に帰属する。ただし、共同研究契約や特定の研究者の貢献により成果の帰属を変更する場合は、事前に成果の帰属を明確にする。

4. 研究会

事業のひとつとして「研究会」を最低1回/年行うこととする。諸事情により開催できない場合はその旨を理事会に報告し承認を得る。

5. 研究会参加費

「研究会」が行う研究会への参加費は以下とする。ただし特別に必要が認められる場合は別途定めることができる。
①マテリアルライフ学会員 ¥5,000
②非学会員 ¥8,000
③シニア会員 ¥3,000(学会定款に従う)
懇親会を行う場合の参加費は「研究会」で決める。
本学会もしくは「研究会」と共催で事業を行う場合の参加費はその都度検討とする。

6. 研究会講師謝礼

「研究会」が行う「研究会」での講師への謝礼は原則なしとする。どうしても必要な場合は常任理事会でその可否を判断する。

7. 新設

本学会が新たに「研究会」の設置を希望する場合は、下記の事項を整え会長に提出する。
①会の名称
②発起人(代表者1名および幹事若干名)
③設置の趣旨
会長は常任理事会の承認を得たうえで、その可否を決定する。

8. 存続・改廃

「研究会」の存続・改廃は常任理事会においてその可否を決定する。

9. 費用

運営の費用は、原則として「研究会」会員が負担する。

10. 報告

研究会委員長は、毎年3月31日までに前年度の報告、および新年度の計画を作成し、会長に提出する。

11. 変更

本通則の変更は常任理事会の承認を得るものとする。
本通則は平成25年7月5日より施行する。

役員名簿

令和4・5年度 役員

会長黒田 真一学会賞・表彰委員長/国際交流委員長群馬大学
副会長徳満 勝久滋賀県立大学
佐藤 哲 1)総務委員長/財務委員長東北電子産業(株)
常任理事森 一郎企画委員長岩崎電気(株)
萩原 英昭編集委員長産業技術総合研究所
中谷 久之広報委員長長崎大学
栗山 卓 2)会員増強委員長/東北支部長山形大学
比江嶋 祐介論文審査委員長金沢大学
本間 秀和関西支部長(株)KRI
魚住 俊也東邦チタニウム(株)
大谷 肇名古屋工業大学
滝澤 俊樹(株)ブリヂストン
樋口 裕思公益財団法人 地球環境産業技術研究機構
五十嵐 敏郎 3)住化エンバイロメントタルサイエンス社
香西 博明関東学院大学
木村 有一事務局長(株)ソウブン・ドットコム
理事寺野 稔北陸先端科学技術大学院大学
大石 不二夫 4)神奈川大学名誉教授・総合理化学研究所客員研究員
小川 俊夫金沢工業大学名誉教授
菅藤 功スガ試験機(株)
谷池 俊明北陸先端科学技術大学院大学
皆川 雅朋NPO法人「夢創工房」
佐熊 範和(地独)東京都立産業技術センター
中田 泰子北陸先端科学技術大学院大学
久保内 昌敏東京工業大学
監事伊藤 政幸早稲田大学理工総研
木嶋 芳雄
評議員門屋 卓神奈川大学総合理学研究所顧問
福島 敏夫福島建築環境材料研究所

研究会運営委員長
1)ケミルミネッセンス研究会
2)表面・界面物性研究会
3)マイクロプラスチック研究会
4)耐久性研究会

維持会員・賛助会員

維持会員・賛助会員については、こちらをご覧ください。

事業報告

平成30年度事業報告

1. 行事関係

本会は、平成30年度は下記事業を行った。

(1)第30回通常総会・学会賞表彰式
平成30年7月19日、関東学院大学関内メディアセンターで開催し、平成29年度事業報告・収支計算書、平成30年度事業計画・収支予算書を、全て満場一致で承認した。その後、学会賞表彰式が行われ、論文賞1件、総説賞1件の表彰が行われた。

(2)第29回研究発表会、特別講演会
平成30年7月19日、20日の2日間、関東学院大学関内メディアセンターで105名の参加者を得て開催した。本大会では、特別講演3件、学会賞受賞者の受賞講演、研究発表29件の活発な討論が行われた。また、初日研究発表会終了後、技術交流会を開催した。

(3)第23回春季研究発表会
平成31年2月22日、関東学院大学 関内メディアセンターで53名の参加者を得て開催した。大学、企業から25件の研究発表が行われ、4名が研究奨励賞を受賞された。

(4)マイクロプラスチック シンポジウム
平成30年12月17日、関東学院大学 関内メディアセンターにて56名の参加者を得て開催した。当日は黒田真一マテリアルライフ学会会長より開会の挨拶の後、4件の講演が行われた。

(5)見学会
平成30年10月26日、9名の参加者を得て「石坂産業株式会社」見学・講演会を開催した。廃コンクリートや木材のほか建設系廃棄物の中でもリサイクルが困難といわれる混合廃棄物を受け入れ、業界トップクラスの98%の減量化・リサイクル率を実現している最新鋭のリサイクルプラントの見学と同社の取り組みや新たな研究開発について講演いただいた。

(6)支部見学・講演会
①東北支部
平成30年度は活動なし。
②関西支部
第10回長もちの科学シンポジウムを平成31年3月15日、16日の2日間、京都工芸繊維大学 京丹後キャンパスで38名の参加者を得て開催した。

2. 編集関係

(1)学会誌の発行
下記の特集と投稿論文2編を学会誌に掲載した。

Vol. No.特集名
Vol.30, No.2(May.2018難燃剤・難燃技術の最近の応用
Vol.30, No.3 (Oct.2018)材料評価におけるケモメトリクスの進展
Vol.31, No.1 (Mar.2019)海洋マイクロプラスチックの現状と課題

(2)(独法)科学技術振興機構(JST)のJ-STAGEに掲載されている論文については、前々年度学会誌に掲載されたものまでが対象となる。

3. 総務関係

(1)平成30年度に次の会議を開催した。
第30回通常総会:平成30年7月19日
第1回常任理事・理事合同会議:平成30年4月21日
第2回常任理事・理事合同会議:平成30年5月29日
第3回常任理事・理事合同会議:平成30年10月13日
第4回常任理事・理事合同会議:平成31年1月12日
第5回常任理事・理事合同会議:平成31年2月22日

(2)平成30年度事業運営のため下記会議を開催した。

会議名回数
常任理事会0
常任理事 / 理事合同会議5
企画委員会1
編集委員会
財務委員会1
広報委員会1
会員増強委員会0
国際交流委員会0
総務委員会1
学会賞選考委員会1

4. 広報・会員増強・ホームページ関係

平成29年度、30年度の会員数は表の通りであった。

会員種別平成29年度末平成30年度末
賛助会員1社1社
維持会員22社21社
名誉会員3名1名
正会員168名172名
学生会員8名4名

新入会員は、維持会員0社、正会員15名、学生会員2名であった。

ホームページリニューアルについては作業を開始したが開示までには至らず、次年度継続する。

5. 出版事業関係

高分子の劣化に関する入門書発行を計画していたが、延期することとした。

6. 研究会関係:平成30年度の活動状況

(1)耐久性研究会(運営委員長:大石不二夫)
第4回研究会を平成30年11月2日に19名の参加者を得てキャンパスイノベーションセンター東京 山形大学東京サテライト・リエゾンスペースにて開催した。ポリカーボネート樹脂暴露試験体の解析結果を共有化するとともに今後の検討の方向性を討議した。

(2)表面・界面物性研究会(運営委員長:栗山 卓)
平成30年9月4日(講演4件・見学1件、参加者28名)および平成31年3月5日(講演4件、参加者24名)、(地独)東京都立産業技術研究センター本部において開催した。

(3)ケミルミネッセンス研究会(運営委員長:佐藤 哲)
平成31年3月22日、東京工業大学レクチャーシアターで開催した。講演10件、参加者108名。

(4)マイクロプラスチック研究会(運営委員長 五十嵐敏郎)
平成31年1月マイクロプラスチック研究会が設立され、分析グループ、機構解明グループ、広報グループのWGを設け活動を行った。
研究会メンバーの共同研究が、日本化学工業協会 LRI第7期研究課題に採択された。

7. 共催・協賛行事

本会は平成30年度に、日本ゴム協会、プラスチック成形加工学会、強化プラスチック協会、日本材料学会、ポリウレタン研究会の行事を共催・協賛した。

平成30年度 主催行事

開催日行事名会場参加人員(名)
2018.7.19-20第30回通常総会・学会賞表彰式
第29回研究発表会、特別講演会
関東学院大学 関内メディアセンター105
2018.10.26見学・講演会石坂産業株式会社9
2018.12.17マイクロプラスチック シンポジウム関東学院大学 関内メディアセンター56
2019.2.22第23回春季研究発表会関東学院大学 関内メディアセンター53
2019.3.15-16第10回長もちの科学シンポジウム京都工芸繊維大学 京丹後キャンパス38

平成30年度 共催・協賛行事

開催日主催団体行事名
2018.4.26プラスチック成形加工学会第164回講演会
2018.6.20-22プラスチック成形加工学会第29回年次大会
2018.7.12-13日本ゴム協会第53回夏期講座
2018.7.27プラスチック成形加工学会第165回講演会
2018.7.27日本ゴム協会第246回ゴム技術シンポジウム
2018.8.24日本ゴム協会ゴムの力学入門コース2018
2018.10.10日本材料学会「高分子材料・炭素繊維複合材料の耐久性評価」に関する講習会
2018.10.11プラスチック成形加工学会第23回成形加工テキストセミナー
2018.10.25-26強化プラスチック協会63rd FRP CON-EX 2018
2018.11.7プラスチック成形加工学会第24回成形加工テキストセミナー
2018.11.26-27プラスチック成形加工学会第26回秋季大会
2018.11.29-30日本ゴム協会第29回エラストマー討論会
2018.12.10プラスチック成形加工学会第166回講演会
2019.1.16プラスチック成形加工学会第167回講演会
2019.2.1日本ゴム協会第252回ゴム技術シンポジウム
2019.2.19プラスチック成形加工学会第168回講演会
2019.2.26日本ゴム協会第253回ゴム技術シンポジウム
2019.3.7日本ゴム協会第254回ゴム技術シンポジウム
2019.3.19プラスチック成形加工学会第19回成形加工実践講座
2019.3.22ポリウレタン研究会ポリウレタンフォーラム「ポリウレタンを考えるXX」

事業計画

令和1年度事業計画

(2019年4月1日~2020年3月31日)

1. 行事関係

(1)第31回通常総会・学会表彰式
令和1年7月4日、名古屋工業大学4号館ホールにて「第31回通常総会」および「令和1年度学会賞表彰式」を行う。

(2)第30回研究発表会、特別講演会
令和1年7月4日、5日、名古屋工業大学4号館ホールにて「第30回研究発表会、特別講演会」を開催する。研究発表41件、特別講演1件、学会賞受賞講演を予定。また第一日目の研究発表会終了後、技術交流会を開催する。

(3)講演会:耐久性セミナー
令和1年10月に「第8回耐久性セミナー」を開催する。セミナーは、当学会の研究会活動や学会誌特集と連動したテーマを設定する。

(4)シンポジウム
令和1年12月に第2回マイクロプラスチックシンポジウムを予定(第1回は2018年12月17日に実施済)。
令和2年3月13-14日に京都工芸繊維大学京丹後キャンパスにて「第11回長持ちの科学シンポジウム」を開催する。

(5)第24回春季研究発表会
令和2年2月下旬に開催予定。発表募集件数25件を予定。

(6)見学会
令和1年11月に開催予定。神奈川県小田原市にある関東学院大学表面科学研究センターを見学予定。

(7)連携行事
一般財団法人化学研究評価機構(JCII)が設立する劣化・寿命予測研究会(仮称)のシンポジウム、セミナーを連携して開催する。

(8)支部活動
①東北支部
令和1年度の活動予定はなし。
②関西支部
京都工芸繊維大学主催で開催していた「長もちの研究会」を本学会関西支部の主催行事として、(株)KRIのサポートを得て2回/年開催を予定する。

2. 編集関係

(1)学会誌の発行
令和1年は下記特集で発行予定。

Vol. No.特集名
Vol.31, No.2 (May.2019)学会創立30周年を迎えて
Vol.31, No.3 (Oct.2019)熱分解反応を利用したポリマーの再利用(仮)
Vol.32, No.1 (Feb.2020)マテリアルライフとIoT(仮)

(2)別冊「シンポジア」(ISW発表資料)
令和1年6月に発行予定

(3)(独法)科学技術振興機構(JST)のJ-STAGE
掲載されている論文については、前々年度学会誌に掲載されたものまでが対象となる。

3. 総務関係

(1)令和1年度に次の会議を開催する。
常任理事・理事合同会議:令和1年6月5日

(2)第31回通常総会を令和1年7月4日に開催。

4. 広報・会員増強・ホームページ関係

昨年に引き続きホームページのリニューアル作業を継続し、開示できるようにする。

5. 研究会関係:令和1年度の活動計画

(1)耐久性研究会(運営委員長:大石不二夫)
有機系材料を中心に実使用環境下での耐久性について研究する「耐久性研究会」活動を継続し、年2回以上研究会を開催する。屋外暴露したポリカーボネート試験体の解析を継続するとともに、促進劣化試験法の検討を進めたい。さらに塩ビ材料について予備検討を開始したい。

(2)表面・界面物性研究会(運営委員長:栗山卓)
研究会を2019年9月、2020年3月の2回、(地独)東京都立産業技術研究センター本部において開催予定。

(3)ケミルミネッセンス研究会(運営委員長:佐藤哲)
令和2年3月頃、研究会を開催予定。

(4)マイクロプラスチック研究会(運営委員長 五十嵐敏郎)

  • 4月12日 九州大学磯辺研究室で第1回研究会を実施(参加者9名)
  • ICCAワークショップに栗山、比江嶋の2名が参加予定
  • 7月5日 第2回研究会を予定
  • 川ゴミ、海ゴミの実態調査・現地視察を予定(関東と関西)

令和1年度 行事計画

開催予定日行事名会場(予定)参加予定人員(名)
2019.7.4-5第31回通常総会・学会賞表彰式
第30回研究発表会、特別講演会
名古屋工業大学90
2019.10月第8回耐久性セミナー東京都内(予定)30
2019.11月見学会関東学院大学 表面科学研究センター20
2019.12月マイクロプラスチックシンポジウム東京都内(予定)50
2020.2月第24回春季研究発表会東京都内(予定)40
2020.3.14-15第11回長もちの科学シンポジウム京都工芸繊維大学 京丹後キャンパス30

交通のご案内

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